339件のひとこと日記があります。
2012/07/23 19:30
大丈夫です。
『大丈夫です』
竹村欣三作品。
開祖さまの底流にあるものは…。
『人の為に役立ちたい』
と言う、素朴で真剣な思いだけでした。
厳冬の高尾山で滝行もされました。
穀絶ちの行もされました。
火絶ち行の時は、火を通したものは一切口にしないで…、
ソバ粉を、水で練ったものしか食べられない。
その時の事を開祖さまは、それを口に入れるとベタベタしているから、
舌にひっついて、じつに気持ちが悪いところが、
そんなものしか口にせずに、平常通り働くのだから、お腹がすく、
すると、そのソバ粉を水で練っただけのものが、じつに美味しくなるんだよ、と話された事があった。
又、病人にお九字を切ると、たちまちよくなる。
病人が治るのは、勿論開祖さまの力によるものではない。
では何がそうした結果をもたらすのか?
開祖さまの疑問は増すばかりだったと言います。
開祖さまの次女の羌子(きょうこ)さんが、
嗜眠性脳膜炎(しみんせいのうまくえん)
に、かかられた時のご心配は大変なものだった。
慶応病院に入院した我が子を、案ずる気持ちは、皆さんと何ら異なるところはありません。
でも、『この病気のお陰で』羌子さんの病気を『縁』にして、
新井助信先生に出会い、法華経に遇(あ)い奉(たてまつ)る事ができ、
そして立正佼成会が誕生しました。
新井先生に法華経とはを教わりました。
開祖さまは、自伝に私は飛び上がった。
天にも昇るような喜びだった、と記されています。
今日はここまでです。
明日は、開祖さまが、列車の中でのご婦人との会話(大丈夫ですの意味)や…、
『見るもよし 見ざるもよし されど我は咲くなり』
武者小路実篤氏の句が好きなので、ご存じだと思いますが意味を少し書かせて頂きます。
今日もありがとうございました。
皆さんに感謝です。
合掌。