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2013/06/15 10:13
お上品な躾もさることながら、かくあるべしと言う仕付け糸のような仕付けが必要です。
子供自身、悪戯をした時…、
それが悪い事だと言う事を知っています。
その子にお利口さんだから、おいたはやめなさい。
と、褒めているのか、叱っているのか、わからないような言い方をするのは…、
子供に嫌われては大変だと言う、親の自分中心の心が、働いているからではないでしょうか。
それでは、大きくなって親の言う事を、聞かなくなるのは、むしろ当然です。
親が「いけない」と言ったら、子供がすぐにピタリとやめる。
親の言葉に「はい」と答えさせる躾は、小さいうちにしておかないといけません。
つまりお上品な躾もさることながら…。
『かくあるべし』
と言う仕付け糸のような、仕付けが必要なのです。
人生には、いろいろの苦労があります。
子供はこれから、それを克服して生きていかなければなりません。
『親』と言う字は「木の上に立って(遠くを)見る」と言う形に作られていますが…、
可愛さに、かまけて溺愛するのではなく…、
子供の将来を見据えて、対処するのが、本当の親の愛情でしょう。
その為には、言うべき事は、言わなくてはなりません。
合掌。