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2013/06/26 01:18

暖冬で桜の開花が例年より早かった。もしかして桜は散っていないだろうか?不安が…

長谷川泰弘さん(当時小田原教会長)が開祖さまにお会いした折に…、


開祖さま、教会の近くの山で、実は綺麗な枝垂れ桜の花が…、


咲きますので、是非一度お越しくださいと申し上げた。



お花見もさることながら、開祖さまに教会においで頂いて…、


信者さんに、お話を頂きたいと言うのが本音だったろう。


やがて冬が去り、凍てついていた土が、春の陽を一杯に浴びて…、


陽炎が立ち始めた四月、突然秘書室から電話が入った。


これから開祖さまが、小田原教会へ行かれますから…、


信者さんに集まるようにお伝え下さい。


教会の信者さんの喜びようは言うまでもないが…、


長谷川教会長さんの胸をふと不安がよぎった。


開祖さまに、ご覧頂く枝垂れ桜の咲き具合がどうか?


心配になったのだ。


その年は暖冬で、桜の開花がいつもより早かった。


もしかして、桜は散ってしまっていないたろうか?


その不安が的中してしまったのである。


開祖さまを、ご案内すべく先導車で現地に着くと…、


枝垂れ桜の花が、すでに散ってしまっていた。


これは困った。


さあ、どうしょう。


長谷川教会長さんは、途方に暮れる思いで…、


車から降りてこられる、開祖さまをお迎えしたのだが…、


開祖さまは、枝垂れ桜の木に、近づかれるとその大樹を見上げて…、



『ほほう、これはまた見事な枝ぶりだね』と、おっしゃったのだ。



私は、後でその時の事を聞かせてもらったのだが…、


もしも私だったら、なんだ、君。


もう散ってしまってるじゃないか。


と、言った言葉のほうが、先に口に出てしまったに違いない。



ところが、開祖さまは桜の事には一切ふれずに…、



大樹の見事な枝ぶりを愛でられたのだ。



開祖さまは、苦労を背負いながら家族と村の人たちの為に…、


愚痴一つ言わずに、努められた父親の姿から学んだ人生観…、


そして恩師・新井助信先生から学んだ「法華経」による…、


世界観とが相まって、今の私があるのだ。


と、言っています。



mr.miracleは、開祖さまの『相手への思いやる気持ち』が大好きです。


このお話を読ませて頂き胸が熱くなりました。


合掌。( ̄人 ̄)

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    2013/06/26 14:29 ブロック

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    2013/06/26 05:02 ブロック