リポーター東海林のり子さんのお話です。親は子に口うるさく、子供もババァと怒鳴る。

リポーター東海林のり子さんのお話です。


家庭でも、親は子供の表面を見て、口うるさくしちゃって…、


子供も｢うるせぇな、ﾊﾞﾊﾞｧ!!｣と言い返したりします。


本当は彼らだって、真面目に考えている事を、お母さんもお父さんも、心の片隅にとめておいて欲しいですね。



そして、人生をちょっとは、こなしてきた先輩なわけですし…、


心をほぐすように、話を聞けば、きっと本音を伝えてくれますよ。



安心して、話せると思ってもらうには、｢聞いてやろう｣と言う姿勢では難しいですよね。



まず共感しようと努める事。


それでも、しょせん相手と同じ思いにはなれません。


ただ私は、取材の時などできるだけ、相手の生活を想像する事にしています。



例えば、あんな出来事があって、夜は眠れているかしら。


食事をする気も、なくなるんじゃないかなんてね｡


相手の思いに近づきたいし、少なくても相手への気遣いが、自分の心に沢山わいてくるんです。



その気持ちが、伝わるのか相手も、心を開いてくれるんですよ。



私は、事件取材を手掛けるなか、沢山の人と出会い、人間として育てられたと感じています。



健康な人、病気の人、裕福な人…、


貧しい人、障害のある人、ない人…、


いろんな立場や、境遇の人がいて、皆さん様々な事情を、背負って生きていると実感しました。



だから『こう言う人はダメ』と、線引きしちゃいけないと、思うようになったんです。



私も社会の一員として、できれば人に元気や、優しさを伝える縁でありたい。



その為にも、これからも人との繋がりを、大切にしたいと思っています。



皆さん人は、見掛けで判断してはダメですよ。


表面から見えていない、心の優しさを、覗いてあげましょう。


合掌。(￣人￣)