339件のひとこと日記があります。
2013/06/26 21:47
悪妻と評する奥さんのご亭主が社会的に活躍しています夫を出世させるには悪妻の方が…
マスコミに、悪妻と評される、奥さんを持ったご亭主が…、
案外社会的に、活躍しておられるのも事実です。
それで、夫を出世させるには、よくできた女房より悪妻の方がいい。
なぜなら、夫は家庭に恋々とせず、外で頑張るからと。
悪妻への不満こそ、夫を成長させるエネルギーと言うわけだ。
中には『その悪妻ぶりが又、可愛いんだ』と言うご亭主もおられて…、
これは又、一回り大きい人物かも、しれないと思われている。
作家の吉行淳之助さんが『後家になった貞女の話』と言うのを書いている。
夫を、亡くした奥さんが、毎日墓参りに行く。
夏の暑い日も、欠かさずに墓参りをして…、
しかも扇で、扇(あお)いで墓に風を送っているのだ。
それを見た人達は、墓の中の夫がさぞ暑かろうと…、
扇で扇いであげるとは、何と言う貞女であろうかと、感心していた。
ところが、実はこの奥さん、貞女でも何でもなく夫が死ぬ前に…、
自分が死んだら又、結婚してもいいが、墓の土が乾かぬうちは…、
再婚しないでほしいと、頼んでいったと言うのだ。
それで墓の土が、一日も早く乾くようにと、毎日一生懸命に、扇で扇いでいたと言う訳です。
貞女どころか、昔から女性はしたたかだった訳です。
素晴らしい貞女ぶりに裏があったり…、
『愚妻、愚妻』と言う奥さんが、とびきりの良妻賢母だったり…、
非の打ちどころのない、奥さんだと思ったら…、
完全にご亭主を、尻に敷いていて、それを又、ご亭主が喜んでいたりと…、
夫婦の事は、外からは全く分からないです。
以上です。
合掌。( ̄人 ̄)