339件のひとこと日記があります。
2013/06/27 21:59
幸福とは物や地位があるというのではなく一生懸命やっていると感じる事だと思います。
日野原重明(93)さんの書いたお話です。
でも、10年前ですから現在お元気でおられましたら、103歳でございます。
午前2時に寝て、7時に起きる5時間睡眠を習慣にしてます。
毎日、診察や講演でスケジュールが、びっしり忙しくて週に1回は徹夜するほどです。
『生きがい』を持っていると疲れを感じないのです。
仮に、8時間労働の二倍働いたとしても、自分の好きな仕事なら、おそらく疲れを感じないでしょうね。
我々が言う疲れの3分の2は、精神的な疲れです。
私は、93歳ですが5年先10年先の目標も定めていますよ。
しかし、今日と決めたら徹夜してでもやり通します。
睡眠時間が少なくとも、いい目覚めができるわけです。
その達成感は、幸福感であると思います。
幸福とは、物や地位があるというのではなく、私は一生懸命やっているなと感じる事だと思います。
そう言う意思と言うか『気』が必要なんです。
人は、いろんな困難や病気にあうけれど、マイナスのものはないですね。
私は、医学生の頃1年8ヶ月間トイレに行けないくらいひどい結核になりました。
あの体験があるから、病む人の気持ちを、理解出来るようになったと思っています。
苦難を受けると、なんで私だけが、こんな不幸にあうのかと言うけれど…、
その意味で、不幸と思う出来事の中にこそ、人間を形成するものがあるんじゃないでしょうか。
苦難が、私をつくるんだと思って、上手に受けていくといつかは、空は晴れるものです。
皆さん『気』を持った状態、それが健康であると私は思います。
体というものは、精密な検査をすれば、何かしらのアラが出てしまいます。
欠陥が、あるにも関わらず『生きがい』を持って…、
清々しい気持ちで生きる事が、健康の本体だと思うのです。
以上でお話は終りですが、自分には非常に勇気付けられました。
調べましたら百歳を迎えるにあたり、イベントもこなしたみたいです。
どうか、いつまでもお元気でいて下さいね。
合掌。( ̄人 ̄)
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胸を打つような、文を書く先生って皆さん、生死をさ迷うような大病をしていますね。(^_^;)
だから、人の苦しみがわかり、説得力があるのですね。m(__)m
合掌。( ̄人 ̄)