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2013/07/16 16:44
両親が喧嘩をしている声が聞こえると自分の部屋を出て階段に座り込み歌を歌っていた事
皆さんこんにちは〜(^O^)v
暑い日が続きますので、体調気を付けて下さいね。(^_^;)
バビル二世さん、テンブルボン♪さん、リハビリ中です…さん、あきこさん、レッドさん、うさびっちさん、圭葉さん(2)、ニーベルンゲンの歌さん、たか.如水さん、いいね!&コメント本当にありがとうございました。m(__)m
私、佐久間かをり(24)には、幼い頃の記憶がありません。
両親は小学二年生の時から別居し、私は父と母の家を数ヵ月ごとに行ったり来たりしていました。
経済的に苦しい母は、水商売をしなければならず、結局私達は定食屋をしていた父の元で暮らす事になりました。
そして、小学五年生の夏、両親は離婚しました。
唯一ある記憶は、両親がケンカをし母が家出をした事。
ケンカをしている声が聞こえると、二階の自分の部屋を出て階段に座り込み、ずっと歌を歌っていた事…。
家族で遊びに行った記憶もありません。
でも両親に聞くと、よく遊園地や動物園や釣りなどに連れて行ったと聞かされます。
母は私を産む時、重度の妊娠中毒症にかかり、数ヵ月入院して、命がけで私を産んだと聞きました。
そんな話を聞いても、感謝をした事一度もありませんでした。
しかし、私は4年前に子供を授かり、結婚しました。
初めて人を好きになり、愛し愛される喜びを知り、娘を産んだ時、今まで暗かった私の心は、一瞬で真っ白な光に包まれました。
私は、生まれてきた我が子より大きな声で泣きました。
そして今までの私が嘘のように、両親への感謝の気持があふれてきました。
『私は、絶対両親の愛に包まれ生まれてきた』と、確信しました。
『愛に守られ、生きてきた』と。
そして子育てをしていくなか、不思議な事に、自分の幼い頃の記憶が少しずつ戻ってきたのです。
家族で出かけた時の事、一歩でも両親が先を歩くと『待って…』と、繰り返し言っていた私。
すぐに手を繋げるように片方の手を必ずあけておいてくれた母。
私が車で寝てしまうといつもおんぶしてくれた父。
娘の笑顔の奥に、幼い私の笑顔が見えました。
私の冷たく凍りついた心を溶かしてくれた夫。
私を希望の光で包んでくれた娘本当にありがとう。
私は、沢山の愛を知り自信を持って前を向いて歩いていけます。
本当に、ありがとうございます。
お話は以上です。
気持ちの持ち方でこんなに幸せになるのですね。
mr.miracleから最後に、親は離婚しても子供の事は絶対に忘れていませんよ。
合掌。( ̄人 ̄)