誰からも認められず、誰からも許してもらえないなかで、生み出して頂いた生命です…。

皆さんこんにちは〜(^O^)v


毎日、暑い日が続きますが、体調に気を付けて下さいね。(^_^;)


魔神牙さん、
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圭葉さん、
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あきこさん、

ユユさん、(ありがとうございます。初めての方ですm(__)m)

たか.如水さん、
レッドさん、
うさびっちさん、
いいね！&コメント本当にありがとうございました。m(__)m


感謝しています。m(__)m



今日の日記は、ある人の手記です。


私は昭和三十九年に三重県で生まれました。


父が奥さんの他に愛した人が生みの母です。


誰からも認められず、誰からも許してもらえないなかで、生み出して頂いた生命です。


生後一週間で、父と母は二人で姿を消しました。


難病をもって生まれた私は施設に預けられ、小学校になる年、父の奥さんに引き取られたのです。


出自の秘密を知らぬまま、私は育ての母や異母兄弟にいじめられる毎日を送りました。


育ての親を恨み、幸せを求めて結婚した主人にも裏切られ、まわりの人全てを信じたくても信じきれない人生でした。


十年前に佼成会のご縁を頂いてまもなくの事。


ガンで余命いくばくもない生みの母が、『娘に会いたい』と育ての母に連絡してきました。


その時、初めて生い立ちを知った私は拒む事しかできず、ひと目も会わぬまま今生の別れとなりました。


さらに数ヵ月後、父もこの世を去ったのです。


以来、顔を見たこともない父母への恨みは解けず｡


困難な事が起こるたびに、こんな私は生まれてこなければよかったと、いつも親のせい、環境のせいにしていました。


去年の一月、医者から余命一年と言われて初めて、子供を残して死んでいかなければならないせつなさを、いやと言うほど思い知らされました。


今年、我が子の誕生日を一緒にお祝いしながら、私は子供の成長を十一年間見ることが出来ました。


母は毎年やってくる私の生まれた日をどんな思いで過ごしていたのだろうと考えたら、辛かっただろうなと思えて、涙が止まりませんでした。


我が子に会えずに亡くなっていった母のせつない思いをもっとわからせて頂けるまで、母がくださった、たった一つの尊い生命を大切にしたい。


私に残された一日一日を仏さまに身も心もお預けし、精一杯身の布施をさせて頂きたいと思います。


又、そう強く思わせて頂ける自分がとても、とても嬉しいのです。


今、心から言えます。


『お母さん、私をこの世に生んでくださって本当にありがとうございます。開祖さまの教えのお陰さまです。この恩にお報いさせて頂く為、歩ける限り、精一杯の笑顔で布教に歩かせて頂きます。』


花井さゆりさん（40）の手記ですが、八年前ですから現在は、お元気でしたら48歳です。


今生かされている自分が、本当に幸せに思います。


感謝です。


合掌。(￣人￣)