339件のひとこと日記があります。
2013/08/01 09:31
昔、ある寺の和尚さんのもとへ、えらいお坊さんが禅問答をしに来ることになった。
皆さんおはようございます。
(^O^)v
暑い暑い八月がやってきました。(^O^)v
でも、楽しい事も沢山あると思います。
花火大会、盆踊り、出店の屋台、いいですね。(^O^)v
一杯楽しんで下さいね。(^O^)v
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〜ふるさとの仏教民話〜
『とうふ問答』
昔、ある寺の和尚さんのもとへ、えらいお坊さんが禅問答をしに来ることになった。
あまり学のない和尚さんは心配でたまらん。
ひどくオロオロする和尚さんを見かねて、寺に出入りしている豆腐屋のじさまが、
『よし、わしが和尚さんの衣を着て、和尚さんになりすましてやろう。まかしとけ』と言ったんだと。
和尚さんは、大喜びして、さっそくじさまと着物を取り替えた。
そうするうちに、えらいお坊さんがやってきた。
お坊さんは山門に入るなり、何も言わずに両手の指を十本開いて突き出した。
にせ和尚のじさまがすかさず片手の五本指を広げてそれに応じた。
次にえらいお坊さんが指を三本出して見せた。
すると、じさまはアカンベェをして見せた。
それを見たえらいお坊さんは、何も言わずに山門を出て行ってしもうたんじゃ。
本物の和尚さんは豆腐屋の格好のままでえらいお坊さんのあとを追い掛け、問答の意味をたずねた。
するとお坊さんは、わしが「十万は」と問うと「五戒でたもつ」と答え。
「三千世界は」と問うと「目の下にあり」と答えられた。
わしなんぞ、ここの和尚の足元にも及ばぬと言って、そそくさと帰っていった。
和尚さんは寺に戻り、今度はじさまに『じさまは、なんと考えて答えたんじゃ?』と聞いた。
するとじさまは、あの坊主はとんだケチだわい。
十本指を出して「豆腐いくらだ」と言うもんで、「五文だ」と言った。
すると「三文にまけろ」と言う。
ばかばかしいんであかんべぇをしたら、とっとと帰ったとさ。
おしまいです。
宮城県のお話しでした。
やはり人によって、いろんな捉え方をするんですね。
お豆腐屋さんの場合は相手がえらいお坊さんだけにいいように思って頂いたのですね。
ラッキーでしたね。
合掌。( ̄人 ̄)
今月も、皆さんよろしくお願いいたします。
m(__)m