339件のひとこと日記があります。
2013/10/11 15:59
私の体どうなっちゃたの?ラストです。前回からの続きです。
長文の為、前回からの続きです。
井戸のふちに立って井戸の底を覗くと、そこにあるのは暗闇でしかない。
しかし、視線を上に転じれば、そこにはきっと、さえわたる青空が広がっている。
居場所や立ち位置を変えなくても、少し顔を上げ、目を転じれば希望がそこにある。
それを教えるのが信仰なのだ。
思い通りにならない我が身を恨む鈴木さんだったが、
その事にようやく気付き、心の中でこうつぶやくのだった。
『そうだあの時と同じ、私は一人じゃない』
思い返せば、私には入れ替わり見舞いに訪れ、いつも優しく励ましてくれるサンガがいる。
仕事や家事を、こなしながら毎日病院を訪ねては、
あなたの事を全部抱えてあげるから。
ちゃんと守るからね、と伝えてくれる夫がいる。
『もうリハビリをしない』と、はねつけても、次の日には何事もなかったかのように現れた。
『あなたが思っている事を素直に出していいからね』と受けとめ、鈴木さんは頑張っているもんね。
大丈夫よ。
誰もがそういうふうに思うのよ、と体だけでなく心まで抱えてくれるスタッフがいる…。
一人ひとりみな、鈴木さんにとっての宝だった。
かけがえのない支えという、宝の存在に気付いた鈴木さんが、
澄んだ目をさらにこらした時、
そこには、何よりも大きく、
何よりも光り輝くもう一つ大事な宝があった。
それは、けっして満足に動いてはくれないものの、今も自分とずっと共にあるこの体。
そして命だ。
確かに体は不自由だけれど、それでも今ある自分が私の全てなんだ。
だからこそ、この命に感謝し、一生懸命この一瞬を生きる。
それが大切なんだ。
ありとあらゆる『おかげさま』の中で今、
ここに生を頂いている、自分に鈴木さんは気付いた。
『私にとって、この時間は仏さまから頂いたご褒美』と、心からそう思えた。
鈴木さんの体は、その後急速な回復を見せました。
倒れてから三ヶ月後の十月には杖も使わずに歩けるほどになっていた。
そして11月7日、回復まで1年とみられていたその見立てをいい意味で裏切り、
鈴木さんは退院する事になった。
勿論、家庭に戻ってからも家事の一つ一つがリハビリとなり、
夫との散歩も、貴重なリハビリの時間となった。
倒れてから半年後には乗り降りも含めて一人で車を運転する鈴木さんの姿があった。
一見順調にも見えるが、しかし体が完全に回復したわけではない。
いまだに左半身の感覚は鈍く、体は倒れる以前より疲れやすい。
重いものを持つ事も、走る事も出来ない。
他人に見えない多くのハンデを抱える鈴木さんだが、表情は明るい。
それは『自分の力で多くの事が出来るようになった』と言う喜びによるものだろう。
私は、病気を通して自分の命の有り難さを仏さまから教えて頂きました。
この身を使う事でしか、ご恩に報いる事は出来ませんが、
今の自分に出来る事を、感謝を持ってさせて頂きます。
これで鈴木さきさんのお話しは、終わりですが強く言いたいのは、今現在、生死をかけて闘っている人が沢山いてます。
世の中には、いろんな病気で苦しんでいる人がいます。
病んでる方は、苦しいのは、自分だけじゃないと思い、闘って下さいね。
そして健康な方は、元気でいられる自分に感謝して毎日を送りましょう。
どうもありがとうございました。m(__)m
(長文すみませんでした。m(__)m)
合掌。( ̄人 ̄)
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かおるさん
ミラクルさんありがとです
息子共々元気になるように
頑張ります(*^^*) -
ゆうさんがいいね!と言っています。
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ちあきさん
おはようございます☆
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かおるさん
ただいまファイトありがとです
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サイトシさんがいいね!と言っています。
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たかさんさんがいいね!と言っています。
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黒猫めいちゃんさんがいいね!と言っています。
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フワリンコさんがいいね!と言っています。
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フワリンコさん
心温まるお話を、ありがとうございました。日本も 急速にアメリカ型犯罪社会に変貌しました。大和魂は死んでしまったのでしょうか?考えさせられる今日この頃です。感謝と祈りが大切ですね。古き良き日本をとり戻さなくてはなりませんね。
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トラ命さんがいいね!と言っています。