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2013/10/30 13:06
『精いっぱいやってみる』共に泣いてくれる母の姿が私に勇気を与えてくれたのです。
皆さんこんにちは〜。(^O^)v
今日も一日、皆さんにとって素晴らしい一日となりますように…。
合掌。( ̄人 ̄)
前回も沢山のいいね&コメント&メッセージ頂きありがとうございました。m(__)m
感謝しています。m(__)m
一人ひとりに、リコメ出来なくて申し訳ありません。m(__)m
でも、感謝しています。m(__)m
『母の励まし』
矢野敏子(46)
初夏のある晩、二階の寝室で、布団にくるまり泣いていました。
私立女子高校の教師になって3ヶ月足らず。
当時の学校は荒れていて、ベテランの先生も音をあげる状況でした。
新米教師の私が、四十五分間の授業を成り立たさせる事は、至難の業でした。
又、自宅と学校までは三時間の道のり、私の心と体は、クタクタに疲れていました。
どうしょう…。
もうアカン…
そんな私を、励ましてくれたのが母でした。
本当によくやっているね。
でも、もう少し続けてごらん。
夏休みを過ぎたら、何か変わるかもしれないよ。
背中をさすり『ね?』と、私の顔をのぞく母の瞳は真っ赤でした。
私を心配する母の思いにふれた瞬間でした。
『精いっぱいやってみる』
共に泣いてくれる母の姿が、私に勇気を与えてくれたのです。
それからは、多感な時期にある、生徒たちの心に少しでも寄り添いたいと無我夢中でした。
すると、いつの間にか生徒たちは、私の授業を集中して聴いてくれるようになったのです。
その後、県立高校の教師を経て、八年間の教師生活を送りましたが、
この経験が、私にとってかけがえのない、一生の宝物になりました。
母が一緒に泣いてくれた日から二十数年、以来、
母のような、心のあたたかい人になりたい、と願い続けてきました。
悲喜こもごもの人生のなかで、今、充実した日々を過ごしています。
これも、母、家族のお陰であり、出会った人たち全てのお陰だと感謝しています。
以上です。
この人は、その事があったから、母の有り難みがわかったのですが、
母は、その事だけじゃなく、子どもが気付かない所でも、いろいろと見守ってくれていたのだと思います。
これは、可愛い子供を持っ親なら誰もがわかると思います。
その子供たちにも遅かれ早かれ、わかる日も又、くるんですね。
ありがとうございました。
合掌。( ̄人 ̄)