今日の日記は以前書いた話の続きです。『病気になって良かった』

皆さん今晩は〜
(^O^)v


今日は、和歌山は一日雨が降り、今も降り続いています。(^_^;)


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今日の日記は、以前書いた話の続きです。

『病気になって良かった』

精神科医 高橋和巳


うつ病の原因は頑張りすぎである。


頑張りをやめて、休む事が出来ればうつ病は治るが、しかし生きている限り私たちは、また頑張らなければいけない。


武井さんが、１ヶ月過ぎたある日の診断。


『こんにちは、どうですか、具合は？』と私が聞くと…、


《まあまあです。と言うか、調子が悪いという事はありません。今までで一番いいかな》


『良かったですね。今まででと言うと、いつからと比べてですか？』


《えーと、そうですね。うつ病の治療を受けてからかな…。》


『それは本当に良かったですね。』


《昔の自分と比べて、あの頃の私って、元気に頑張っていたけど、今と比べると緊張して焦っていた。心に余裕がなかった。今のほうが楽でいいです》


『そうですか、うつ病の前より良くなったんですね』


《あっ、そうですね。そう思います。最近は気持ちが落ち着いているんです。焦らないんです。なんか、いつも時間がゆっくり流れている感じで楽です。》


『良かったですね。気持ちに余裕が出来たと言うか、不安が小さくなったんですね』


《ええ、無駄な心配をしなくなった感じです》


『うつ病はもう完治ですね。うつ病を乗り越えて、新しい生き方が始まってる感じですね』


《そうですか。よく分からないけど、私、今が一番楽でいいです。振り返ってみれば、私随分変わりました。うつ病になって、良かったと思います》


『時間がゆっくり流れている』と言う彼女の感覚、それは自分の中にあった心配や焦りがなくなった事の表現である。


今のままの自分でいいと思えるから、何かしなくてはならないとか、このままではいけないと言う焦りが消える。


すると、時間がゆっくりと流れるのです。


深い自己受容の結果であります。


この人生で自分を受容できたなら、それ以上の幸せはないだろう。


彼女はその大きな幸せを心の中にしっかりと掴んだようである。


最後にもう一度言います。


うつ病は、絶対に治ります。


以上です。


合掌。(￣人￣)