競輪
339件のひとこと日記があります。
2014/04/04 11:57
かけがえのない『命』私の人生幸せだった。��
続きです。
末期ガンの患者さんは今日の出会いを逃がしたら、次回があるとは限りません。
この一期一会に何かを感じてもらえなければ、田中さんは空しさを抱いたまま旅立って行く事になるかも知れないのです。
かけがえのない『命』
私は、お釈迦さまの誕生伝説を話す事にしました。
『この世の中に私は、ただ一人、命を頂いた、かけがえのない存在だ』と言う教えです。
この事を田中さんの人生になぞらえてお話をしました。
田中さんの生涯を振り返ると、ご両親の為、奥さんや子供たちの為、いつも身を粉にして働いてきて…、
自分の快楽を求めると言うような時間は、寸分としてないものでした。
自分の命をこのような病気になって静かに見つめる時間を得た事で…、
『やりたい事』
『してみたかった事』
に、手もつけられず生き抜いてきた事に、満たされない思いや空しさを感じているのではないでしょうか。
一方で懸命に働いた事で、家族を養うと言う人生の大きな目的を成し遂げたはずです。
誰も皆、人生の全てが空しく満たされないなどと言う事はなく、
田中さんも家族の為に働く事で、家族の笑顔を何よりの幸せな宝物と感じて生きた時間があったのではないでしょうか。
田中さんのご両親奥さんや子供たちは皆、それぞれの人生で貴方とご縁を頂き、
共に過ごした時間を、宝物として生きたはずですし、子供や孫は、これからも貴方との命の結びつきを礎として生きていく事でしょう。
人の一生に、思いの全てを達成できる人は極めてわずかです。
田中さんは、他の人には代わる事のできない『かけがえのない命』を充分に成し遂げられたのではないでしょうか。
『空しさ』
『満たされない』
そんな思いは、人間が生きる上で手のひらの表裏のように必ず付きまとう『人間としての苦しみ』だと思うのです。
こんなふうにお話ししたと思います。
『和尚さん、私の人生は、幸せな人生だったのですね』と、田中さんは静かにささやき、私たちは手を握り合いました。
以上です。
田中さんは、和尚さんの一言で救われましたね。
ミラクルは『人を救う事はできませんが、幸せを願う事は出来ます。』
今日も皆さんに、いい事ありますように…。
合掌。(￣人￣)
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たかさんさんがいいね！と言っています。
2014/04/04 21:57
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2014/04/04 18:34
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2014/04/04 17:06
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2014/04/04 13:11
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2014/04/04 12:41
