Deep Impact in Paris （今週は、凱旋門賞（４））

フランスに「日本の競馬ファンは、すごい！」と言うことを見せつけたのは、ディープインパクトの凱旋門賞遠征だろう。海外の競馬場なのに日本の競馬場と勘違いするほど日本人がいた。私もその1人ですが・・・苦笑。そしてこの凱旋門賞が馬券の売り上げＮｏ１。フランスギャロは、日本人が良いお客さんと理解したので、毎年、凱旋門賞に日本馬の出走を打診するようになりましたね。
ロンシャン競馬場に話は戻り、誘導馬とお姉さんを見るとディープインパクトカラーで、フランスギャロ（フランスのＪＲＡ）からは歓迎ムードですよね。
凱旋門賞の当日に現地で、イギリス人から「今日は、ディープインパクトが勝つな！」と言われて、「ちょっと難しいかもよ」と私が答えたら「おまえは、本当に日本人か？」と笑われた。
勘違いしてほしくないのは、ディープが弱いと言っているのではなくて、凱旋門賞を勝つにはセオリーがあるんです。どんなに強い馬でもそのセオリーを外すと負ける確率が高い。ディープは、トライアルが使えなかったので、セオリーを外してしまったので、心配をしていました。
そんな時に出てくるのが、アンドレ・ファーヴル調教師。この男は勝負強い。特に凱旋門賞では！ディープの時もハリケーンランやシロッコをずっとマスコミの表に出して、勝ったのはRAIL LINK。秘密兵器によっぽど自信があったんでしょうね。
なのでトレブの３連覇を阻止するのは、この男しかいないのではないかと思っています。しかしトレヴと同じオーナーの馬を追加登録したので・・・そんな関係も含めて、さて本番はどうなるか？