良いお年を（１）

今年も競馬で楽しませてもらいました。
印象に残っているレースは４つ。

・天皇賞（春）：横山典騎手のゴールドシップの動かし方は、破天荒としか言いようがありません。負けたら即降ろされる乗り方です。あれで勝ってしまうんだからすごい。練りに練った作戦ではなく、きっと現場対応。ベテランではないとできない騎乗ですね。そして答えたシップもすごい馬です。

・英国ダービー：ゴドルフィンとの契約解除以後、フランキー・デットーリ騎手はどうなるか？気になっていました。そんな中でのゴールデンホーンの英国ダービー最後の直線の鬼の追い込み、しびれましたね。勝った後は、フランキーが「ねえ、みんな聞いてよ！僕は、ダービーを勝ったんだよ！あのダービーを勝ったんだよ！」と喜びを全身で表して、はしゃいでいましたね。その姿はとっても嬉しかったです。それから快進撃でしたね。アメリカ３冠馬誕生より、こちらの方が嬉しかったです。

・手前味噌ですがライブリーソングの優勝。自分の持ち馬で３年ぶりに勝ちました。それも大好きな高知の赤岡修二騎手とのコンビでした。勝った時は調教師の先生、赤岡騎手、レーシングマネージャーさん、共有さんと握手しまくりでした。勝つとは良いものですね。その時まで、その味をすっかり忘れていました・笑。

・香港カップ：エイシンヒカリの応援に香港まで行って来ました。単勝約４０倍の低い評価に馬券の勝負をしに行って来ましたよ。そして評価が低いので、ヒカリの楽逃げ。逃げて、捕まえられず、終わったらレースレコードなんて、エイシンヒカリは、世界の度肝を抜いたのではないでしょうか？色々な意味でしてやったりのレースでした。でも一番良かったのは、エイシンヒカリがG1ホースになれたことです。感激しました。今年やそれ以降の海外遠征は、もう無理かと思っていましたが、また行きたいなと思いました。

宿題の今年の漢字は「再（ふたたび）」です。ゴールドシップも、フランキーも、豊さんも、私も（？）、長いブランクがあってから勝利の場所に戻ってきたので。