日本で開設150周年の競馬場

先日は、開設120周年の函館競馬場に行って来ました。本日は、日本にある競馬場で、なんと今年が開設150周年の競馬場に行って来ましたよ。

　それはどこか？

東京競馬場にレース名で名前が残っている根岸競馬場（横浜競馬場）です。
江戸時代に中華街辺りを非常設の競馬場として使っていたそうですが、常設の競馬場を！と言う声が上がり、根岸に競馬場ができたそうです。江戸時代ですよ！（すごいな・・・）
そして平成の一桁の頃までは、法律上、ＪＲＡの１２場ある競馬場のひとつでした。代替競馬として東京や中山に割り当てていたそうです。平成の競馬法改正で法律上も１０場になりました。

諸説ありますが、近代競馬発祥の地で、さらに天皇賞と皐月賞の元となるレースが初めて行われた場所でもあります。
コースは、アップダウンが激しい小回りでかなり乗りづらいコースだったようです。

そして昔の英字新聞に「スタンドの上から見た光景は、世界で一番美しい競馬場のイギリスのグッドウッドより、美しい風景である」と記事を書いた方がいました。目の前のコースの向こうには広い相模湾、そしてスタンドを背にして右側に富士山が見える競馬場です。その時のすばらしい競馬場からの光景を見たかったです。

きれいな芝と森があり、イギリスの公園に行ったようでした。

写真上：向こう正面から根岸競馬場の１等馬見所（スタンド）を撮りました。
写真下：１等馬見所（スタンド）の裏から写真を撮りました。写真を撮った場所は、厩舎地区だったそうです。

根岸競馬場の解説のYouTubeです。
馬事文化財団が作製したビデオのリンクを貼っておきますね。
興味のある方、ご覧下さい。
http://www.bajibunka.jrao.ne.jp/movie/index.html