初のJRA全場重賞制覇達成

札幌競馬場の開催になると、思い出す騎手がいます。若い方はご存じないかも知れませんが、安田富男さんです。毎年の恒例行事となっていた、富男さんが札幌で重賞を勝つと、前人未到の全場での重賞制覇になるとのこと。
岡部や豊みたいな、スタージョッキーには、できない記録だよ(笑)と富男さんが言ってましたよ。富男さんは、穴男とか、泥棒ジョッキーと呼ばれていましたから。そして、札幌では、なかなか勝てなかったですね。昔は、札幌の重賞も少なかった。そして、藤田騎手も記録達成に迫っていました。

その日は、やって来ました。札幌スプリントステークスで、ノーブルグラスで勝利をしました。札幌のスプリント重賞です。何年も、やきもきしていたので、嬉しかったですね。
この勝利を見て、私も日本全国の競馬場へ行こうと思いました。そのあと２度の全場制覇をしましたよ。一度目は、自分の現地観戦。二度目は、愛馬の出走です。愛馬の出走は、15年もかかりました。次は、愛馬の全場での勝利を目指したいですが、さらに何年かかるやら(笑)。

そうそう、富男さん、塚地に似ていますよ(笑)。それが言いたいがために、この長い文章を書いたのか？(笑)。

全場制覇と言うことで、JRA 全ての競馬場が、描かれた扇子を写真に載せます。これを持って、遠征ですね！