天下唯一

本日、ワンアンドオンリー引退の報道が、耳に入って来ましたね。復活を期待していた、私としては残念が半分。ファンとして、無事にこの日を迎えられて、ほっとしているの半分です。

何故そんなにワンアンドオンリーを応援したんでしょうか？ハーツクライの子で、橋口弘次郎厩舎の馬だからと言うのがありました。もう一つ、この馬のファーストインプレッションがとても印象に残っています。この馬を初めて見たときには、とてつもなくすごいオーラを感じました。簡単な日本語に訳すと

「僕は、ダービーを勝つために生まれてきたんだ」

と言うことを感じました。橋口厩舎にダンスインザダーク、ハーツクライ、ローズキングダムなど強い馬はいましたが、そのオーラは見たことがありません。このオーラを見たのは２回目です。そのもう一頭もダービーを勝ちました。

その印象を信じて、ダービー当日を迎えました。皇太子殿下、典ちゃん、ワンアンドオンリーの誕生日が同じ、２月２３日の奇跡でしたね。ワンアンドオンリーは、ダービーをきっちり勝ちました。私も負けるとは、全く思っていませんでした。でも、自分が信じた印象が当たったことより、橋口弘次郎先生がダービートレーナーになったことが嬉しかったことを覚えています。

それからが苦悩の始まりでした。ドバイで半分復活したりして、その兆しを時々見せたりで、期待をしていました。武豊騎手、田辺騎手や横山典騎手は、終わった馬ではないと言う乗り方で勝負しましたね。きっと何か持っている馬なんだと思います。あとはオーナーが橋口息子先生に色々と経験をさせるために、厩舎に馬を置いていたとか。

最後のレースとなったジャパンカップを現地でちゃんと見られて良かったです。ファン冥利につきます。そして横山典弘騎手。ジャパンカップのゼッケンにこんなメッセージを書いちゃうから、どんなに負けても、１番人気で馬券を外しても、憎めないです。そして泣けます。

https://twitter.com/alvis_sekaowa/status/934962624768360449

凱旋門賞に挑戦する時のサクラローレルのエピソートを思い出しました。典ちゃんが、ロンシャンや凱旋門賞の経験がないからと降ろされたにも関わらず、馬房に「がんばれ！」って落書きをしたんですよね。やっぱり憎めないなあ・・・。

最後に、ワンアンドオンリーの復活は、まだ終わった訳ではありません。彼の子供たちにその夢が受け継がれて行きます。それまで待ちましょう。
きっと、待てますよ。だってハーツクライの子がダービーを勝つ日をずっと待っていたのだから。きっとすぐにやってくるような気がします。その日まで、自分も彼のように頑張りたいと思います。

タイトルは、香港名物の広東語のワンアンドオンリー、漢字四字馬名です。

追記
同じような写真ですが、リンクを貼っておきます。
https://pbs.twimg.com/media/DPrPSxtVQAA3WAJ.jpg

お返事は、夜にさせて頂きます。