阪神カップ

阪神カップは、２つしかない古馬定量のG2ですね。つまり、ほぼG1ですね。

そんな阪神カップをラストレースとして、皐月賞馬イスラボニータが出走します。デビューからイスラボニータを応援している若い馬友さんがいます。レースのたびに横断幕を貼って、パドックやコースに張り付き、写真を撮って楽しそうです。でもそんな、馬友さんもこの間会って話をした時に「今度の阪神カップでイスラボニータが最後です。」と、寂しそうに話していました。たぶん、ぞっこんになった初めての馬なんでしょうね。「これからは、牧場で会えるし、子供達の活躍もある。これから別な楽しみがあるよ！」と話はしているんですが、なんとなくしんみりですね。
私の本音は、うらやましいですね。自分も若い頃はそんなんだったから。好きな馬のためなら地の果てまでも！でしたね。でも、自分的には、中々そんな事が許されない環境になったなあと思います。残念です。
そして、超偉そうに「阪神カップは、最後だから、自分の思いをぶつけて来い！」と送り出してあげました（笑）。この文面を読んでいると、本当に偉そう（笑）。

しかし、これが競馬。阪神カップで、私はモズアスコットを応援します。その馬友さんには、ワンアンドオンリーの応援とか、今日はエアスピネル！と言って、いつもイスラボニータの敵になってしまい、怒られ続けていましたので、最後も（苦笑）。これは好みの問題で、悪気はありません。
しかし、その馬友さんのイスラボニータに対する情熱には負けます。完敗です。好きな馬のラストレース立ち会える事が、すごいことで、とても幸せなことなのは、きっと後になってわかることでしょうね。勝ち負けでは、残念な事が多かったかもしれませんが、この時期まで怪我無く走った無事是名馬がいかにすごいことかも・・・。本当にイスラボニータはすごい馬ですね。フジキセキのことを思うと、本当に立派な息子ですね。