エルコンドルパサーとグラスワンダー

今月を最後にエルコンドルパサーの二ノ宮調教師とグラスワンダーの尾形調教師が、競馬界を引退されます。思い出深い馬の調教師が引退されるので、寂しいですね。

エルコンドルパサーは、夢の凱旋門賞が、目標に変えることができることを証明しましたね。あの頃は、どこまで通用するのか？大負けしたら、日本に帰ろう、と謙虚でしたね。最近の世界を取るぞのお祭り騒ぎは、ちょっとあおりすぎかな、なんて思います。
当時は、ひょっとして、エルコンなら凱旋門賞を勝てるかも！？と凱旋門賞に参戦でした。しかし、モンジューに差されての２着。あの悔しさは、未だに忘れられませんね。

ホームですが、JCでスペシャルウィークがモンジューを倒し、そして最後の有馬記念では、グラスワンダーが、スペシャルウィークをハナ差でやぶりました。

エルコンとグラスの二頭が好きな私としては、最後に何故かグラスワンダーに救われた気分でした。

エルコンドルパサーは、産駒にあまり恵まれませんでしたが、何とか３頭のG1ホースをだしました。ソングオブウインドの菊花賞は、応援で一生分叫んだ感じです(笑)。

またグラスワンダーがどれだけ強かったのか？といつも思います。これが、全てでは、ないですが、孫のモーリスが証明したのではないかと思います。

彼らの子孫が活躍し、これからの競馬が盛り上がる事を期待して、引退される調教師の皆さんに感謝をして、送り出したいですね。

本当に良い馬、良い時代を過ごしたと思いました。