平成最後の秋の天皇賞

天皇賞（秋）ですね。色々な名レースが沢山あります。皆さんは、どのレースが記憶に残っていますでしょうか？

私は、アグネスデジタル、ジャスタウェイ、エイシンフラッシュが勝ったレースかな。沢山上げていますが・・・（笑）

私は、古い人間なので「天皇賞は、古馬最高の栄誉」と言う感覚が身についています。

昔は、
菊花賞：３歳三冠最終戦
（世代最強決定戦、内国産限定戦、セン馬不可）
天皇賞（秋）：古馬の対戦
（内国産限定戦、３歳、セン馬不可）
ジャパンカップ：外国馬との戦い
（有力馬が出ず、○外、せん馬、牝馬が出走）
有馬記念：３歳と古馬の対決
（今年の総決算、ほとんどの馬が出られる）

と言う訳で、それぞれのレースにお題目がありました。
最近は、菊花賞を除くと誰でも出られるので
何かなあ・・・ちょっとと思います。

昔、ジャパンカップへの出走馬が、推薦制だった時に
ナリタブライアンが天皇賞秋をステップにJCへ出ようとしたら

「天下の天皇賞をなんだと思っているんだ！私は、推薦しない！」

と言った方がいたとか・・・。天皇賞への思い入れが強い方だったのだと思います。今では、JCのステップレース的な色合いも強くなりましたしね。

天皇賞が特別だと言う理由は、沢山ありますが、やはり、八大競争だからだと思います。グレード制導入の前に大きな競争の代名詞でしたね。八大競争とは、五大クラシック（桜花賞、皐月賞、優駿牝馬、東京優駿、菊花賞）と、それに古馬のレース天皇賞（春）と（秋）、有馬記念ですね。その中で、天皇賞（秋）は、距離が3200ｍから2000ｍに短縮になりましたね。
グレード制導入後、この競争と同等と見なされたのは、ジャパンカップだけです。やっぱり八大競争は特別ですね。

そして、この天皇賞（秋）が、東京競馬場で行われる、平成最後の八大競争なんですよね。時代の流れを感じる、特別な思いがあります。

さて、今年の天皇賞（秋）は、平成の盾男から行こうと思います。皆さんの予想は、いかがでしょうか？

追記
春の天皇賞の記事ですが、天皇盾の解説記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29783290U8A420C1000000/