世界の馬Sports展（５）ナーダム

モンゴルの草原を走る馬達。雄大でしょうね。

実は、初の海外旅行は、ナーダムになるはずでした。

日本の旅行代理店で内モンゴル自治区のナーダムに行きたいのですが！と相談したら「北京までは航空券を発券しますので、そこから先は中国で買ってください。これは一般的ですよ。」と言われました。

何も知らないと言うのは恐ろしいですね。了解！とそのまま北京に行った。しかし北京では、航空会社、鉄道会社、旅行代理店に行って、言われたことには、「めいよ〜（内モンゴル行きのチケットはない）」の一言。

ドミトリーに帰って、日本人の旅行者集団にその話をしたら、「あるかもしれないけれど、売る気がないな（笑）」とのコメント。

何日かエージェントに通って、なんとか粘って、「よ〜（チケットがあるよ）」と言われたのが、なんと帰国日のチケットだった（苦笑）。もう無理っす！

こんな訳で、北京で寝腐っていました（苦笑）。寝腐っている間に色々ありました。

日本語を話せる中国人にガイド料をぼったくられるし、ご飯を食べていると私のご飯を勝手に持ってく奴はいるし、バス待ちの時にモデルのようなきれいな格好をしている女性がいると思ったらその人が運転手さんだったり、その運転手さんがドアを開けたらみんなが突進してドアに詰まって乗れなかったり、そして誰も乗っていないけれど扉を閉めてバスは発車したりと・・・。こんなことは日常茶飯事、またまだたくさんエピソードがある、不思議な世界でした（笑）

こんなアウェイの洗礼を受けました。

王府井のデパートだけが公共の場所で冷房があり、中国人と一緒に入口の階段に座って涼むのが、このタフな北京生活でほっとする瞬間でした（笑）

結局、ナーダムを見ることができませんでしたが、いつかまたチャレンジしたいなと、展示を見ながら思いました。今度、中国へ行っても、きっとここまでひどいことはないだろう（笑）

この展示を見て、またどこか馬旅に行きたくなりました。さてとこへ出没しようかな？