復活の日

何人かの方が、コメントに書かれておられますが、バレンタインデーのバレンタインステークスと言うと、サイレンススズカの復活の日！あの無敵の快進撃の始まりの日です。デビュー戦の時から、すごい馬がいるぞ！とずっとずっと応援をしていました。能力はあるのですが、若くてやんちゃで競馬をやるための歯車が合っていなかった感じですね。ゲートをくぐってしまったり・・・

前年度の香港国際カップで豊さんが初めてサイレンスズカに騎乗して５着。レース後に帰ってきた豊さんが、負けたにも関わらず、「この馬、走るわぁ！」と興奮した様子で、それも関西弁でコメントしたそうです。

久しぶりのサイレンススズカが、東京競馬場くるぞ！出走することが楽しみで、ただのオープン特別なのにG1並みの興奮でしたよ。当日は、パドックに張り付き、レースでもフェンスに張り付く、応援しまくりでした（笑）。それからの大活躍は説明をする必要がないでしょうね。宝塚記念でG1を勝ったことより、毎日王冠の完ぺきなレース方が、とても印象に残っていますね。倒したメンバーが、後の欧州G1を勝利し、今でもレベルの高いと言われている凱旋門賞の２着馬や後のグランプリ３連覇の馬です。彼らがサイレンススズカの相手にならず、簡単にねじ伏せてしまいましたね。
この３頭とも好きな馬でした。でも競馬の勝者は、基本１頭のみです。好きな馬がレースで当たる辛さもありました。しかし、この毎日王冠は、今でも自分のベストレースです。こんなにすごいレースは、中々見られないですよ。

サイレンススズカが、まだ粗削りの若い時代に、彼の将来を考えて、どうしたらよいかと、上村君が試行錯誤しながらずっと乗っていた姿もとても印象に残っています。そんな時代に積み上げたこともこの大活躍の時代に繋がっているんだと思います。

ここら辺が、自分の競馬の一番の黄金期ですね（笑）。チョコレートを食べながら好きな馬と良き時代を思い出したいです。

サイレンススズカの話だとちょっと熱くなってしまいました（笑）