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2020/10/26 22:11
許された1日
京都競馬場の改装が決まった時に、その年の天皇賞(春)と菊花賞には、今の淀・京都競馬場に感謝と恩返し(?)で現地に行きたいな・・・と思っていました。しかし、コロナ禍でフェブラリーステークス以降、競馬は続行しましたが、無観客レースとなりましたね。東京競馬場すら行けないのに淀なんて、夢のまた夢でした。
秋になってコロナの状況が良くなり、この東京・京都開催等で限定付きで入場が再開されました。1度だけ、最後に淀が見られたら良いなと思って、どんなレースでも良いから入場券が当たらないかな・・・と思い応募しました。何とその結果、菊花賞の入場券が当たりました。奇跡です。
GOTOキャンペーンが始まったとは言え、このコロナ禍で、京都に行くのは、かなりリスクが高いです。コロナ以外にも、風邪を引いたら即アウト、仕事を週末に入れられても即アウト。行けない可能性もかなりあるので、あまり人にも言わずと言う状況でした。それらの問題を何とかしのいで、週末の京都行きを迎える準備の日々でした。でもこの最後の参戦のチャンスを逃すと一生後悔すると思うので、当選の火曜日からプチ自粛です。健康状態をよく保つために、会社を定時直帰。病院に行って風邪の予防など・・・PCR検査がないだけましという感じでした。GOTOも直前だと非常に取りつらい状況でした。旅行代理店の有人窓口に行くための予約がJTBも日本旅行も2週後くらいまでいっぱいでした。JR東海ツアーズのネット販売、自動券売機で発券できるツアーを見つけて、何とか色々とクリアできました。今の京都競馬場で観戦できる許された1日のドリームタイムを頂くことができました。最後に願いが叶い、淀・京都競馬場に行けたのは、幸運以外のなにものでもありません。そして、無敗の3冠馬誕生の瞬間に立ち会えたのも同じく幸運の連続だと思います。全ての競馬の運を使い果たしたかもしれませんが、ありがたい話だと思います。
当日は、なるべく京都競馬場を見るようにして、競馬は菊花賞に絞りました。自分には、沢山の思い出が残る特別な競馬場です。そして、コロナ禍で競馬を見ることの現実も見てきました。自分が出来ることとして、この京都競馬場の姿をすこし書き綴って記録にしたいと思います。随時更新をしていきたいと思います。ご興味ある方、お付き合いを頂ければと思います。
期間限定で、京都競馬場の怪人となります(笑)。この淀遠征は、初めてG1に行くような、または初めて自分の馬がG1に出走するようなドキドキ感、ワクワク感がありました。本当に幸せな1日だと思いました。