あれから２０年（２）

何度か書きましたが、今日は９１１同時多発テロ事件から、２０年ですね。ダブリンで一生自慢できるくらいすごいレースを見た後に無事に帰国しました。しかし、帰国日に荷物を整理していたら、NYからの中継でワールドトレードセンターに飛行機が突っ込む映像を見ました。事件が起こったのはワールドトレードセンターだけでなく、アメリカの至る所で発生しましたね。ニュースで飛行機の航路を聞いたら、その１年前に同じ路線に乗っていて、背筋がぞっとしました。

マンハッタンにいた友人に後で話を聞いたのですが、当日ワールドトレードセンターで打ち合わせだったそうです。家に忘れ物を取りに行ったら、外の様子が変で、みんな逃げている、その時にやばいと思ったそうです。何が起こっているか全くわからず、ワールドトレードセンターのてっぺんがウルトラマンの怪獣のように暴れている？と思ったらしいです。数日後に安全な場所（確か、ロングアイランド）に避難してニュースを見て事情を把握したとか・・・

この影響で、パリコレとあるためだと思いますが、凱旋門賞の頃のパリにテロ予告が多くて、街に機関銃やショットガンを持った警察や軍隊が配備されていました。ドバイも競馬場に入る時に飛行機に乗るくらいの厳重な荷物チェックのゲートができました。安全のためにどんどん難しい時代になっていきますね。

あれから20年経ち、大震災が起こり、コロナ禍になり、長く生きていると色々な事がおこりますね。犠牲になった方々に、ご冥福をお祈りして、大変なことが起こらないように願います。

色々とありますが、それでも競馬をやっているのだから、すごいですね。震災後も、コロナ禍でも日常生活の象徴として、続いていますし、これからも続いてほしいです。改めて関係者に感謝ですね。

次の海外競馬はどこにいけるか？911の後に参戦した海外競馬は、香港でステイゴールドの引退レースでした。そんなんで、コロナ禍が明けたらすぐに行けるように準備をしておかないと思います。

きっとこんなことがあったから、ガリレオやステイゴールドが、心の中に刻まれているんでしょうね。