私の思う凱旋門賞

今年で第100回を迎える凱旋門賞です。名馬が勝つのではなく、勝った馬が名馬のレースですね。
凱旋門賞の歴史で、欧州以外の馬が勝ったことがありません。（ビンスルールさんの馬は、英国とします）。日本は２着４回（エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴル×２回）ですね。しかし、凱旋門賞史上、もったまんまで、最後方から大外を先頭まで駆け抜けた馬は、オルフェーヴルだけじゃないかな・・・と思います。結果的には、負けてしまいましたが、相当なインパクトがあったレースだと思います。次の年は、フランス人をはじめ欧州の方々がオルフェーヴルを応援していました。
まずは、トライアルを使っていない馬が、凱旋門賞を勝ったケースが、最近はありません。ここ20年くらい、すべて近々のトライアル、ステップレースを使って凱旋門賞に挑戦して勝っています。なので、クロノジェネシスは、本当の挑戦です。ノーザンFの技術と意地がかかっていますね。ノーザンFで言われていた事は、クロノジェネシスが、近年、ノーザンFで一番凱旋門賞に向いている馬との評判です。結果はどうあれ、個人的には、北村騎手で行かせてあげたかった。
フォア賞優勝馬の凱旋門賞の勝率は、よくないです。エルコンドルパサー、オルフェーヴル、ディープボンドが勝った、トライアル・フォア賞。最近は、一昨年にヴァルトガイストが、久しぶりに勝ったくらいで、このレースからの勝馬は少ないですね。ディープボンドのレースはいかに？でも２着馬が、結構連対します。ブルーム(Broome)はフランスの芝2400ｍのＧ１を勝っていますし、豊さんひょっとするかも知れません！
同じトライアルではヴェルメイユ賞が、相性がいいですね。ザルカヴァ、トレヴですね。トレヴは、４着からの巻き返しています。ヨークシャーオークスからは、エネイブル。愛チャンピオンステークスからは、ガリレオの半弟・シーザスターズ(Sea The Stars)ですね。昨年のソットサス(Sottsass)も愛チャンピオンS４着から巻き返しでした。
鬼門のローテは、セントレジャーですね。あの英国３冠馬のニジンスキー(Nijinsky II)が、このローテで負けてしまいました。

キング・オブ・凱旋門賞（キング・オブ・ラルク）
凱旋門賞のリーディングは
騎手：ランフランコ・デットーリ騎手（６勝）
調教師：アンドレ・ファーブル調教師（８勝）
ですね。

逆に意外と勝っていないのが、エイダン・オブライエン厩舎とガリレオ(Galileo)産駒。Aオブライエン厩舎は２勝（内ロンシャンでは１勝）、ガリレオ(Galileo)産駒２勝（内ロンシャンでは１勝）

よく言われる凱旋門賞の勝ちパターンは、馬群の半分より前のラチ側５頭分のコースを通ること。フォア賞のコースは、仮柵のかなり外側を通るので、最後の直線は、随分と違うんですよね。また近年、凱旋門賞本番では、オープンストレッチができました。京都の外回りみたいに、直線ばらけたり、イン付きができます。かつての豊さんは、ダンスパートナーが、ベルメイユ賞に出たときに手応えが良かったですが、馬群から出してもらえなかったとか、ホワイトマズルで凱旋門賞に出たときに、さっき書いた馬場の良いところに入れてもらえなかったとか、そんなアウェーの厳しい洗礼を受けましたね。今は、オープンストレッチがあるので、そういうことはないでしょう。
一昨年だったかな、フランキーが嬉しそうに、俺より年上のジョッキーがいるぜ！って嬉しそうに豊かにハグしたそうです(笑)。そんなんで、豊さんもレジェンドになり、正々堂々と豊さんに戦いを望んでくる騎手はいると思いますが、コソクな手段で、張り合う騎手は、ほぼいないでしょう。

さて、凱旋門賞の予想を日曜の夜まで悩みましょう！

記憶で書いているので、間違っていたらすみません。適当に修正しますので、よろしくお願いします。

写真は凱旋門賞の優勝トロフィー。

追記
レーシングポストによると最大１４頭立てになりそうですね。

https://www.racingpost.com/news/arc-countdown/prix-de-larc-de-triomphe-forfeits-14-remain-in-contention-for-longchamp-clash/513047

ゴドルフィンのアダイヤーとバリードイルのスノーフォールが追加登録の見込み。

追記に追記
登録14頭の追加登録２頭でしたね。